自分は何が向いているのか。これであなたの秘めたる才能がわかる!
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
可能性を解き放て!
今回はトム・ラスさんの
『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版ストレングス・ファインダー2.0』(以下『本書』と記述)
を紹介いたします。
先に一つだけ申しておくと、
この本、必ず新品で買ってください!
(理由は後で)
トム・ラスさんについて
著者であるトム・ラスさんは、
ミシガン大学で心理学の学士号、ペンシルバニア大学で心理学の修士号を取得。
ギャラップ社で上級科学者、コンサルタント、顧問として勤め、
リーダーシップや幸福に関する研究を行い、著書を出版。
本書は日本国内では2017年に日本経済新聞より出版されています。
著書には他に
『ストレングス・リーダーシップ』
『幸福の習慣』
(どちらも邦題)があります。
このストレングス・ファインダー2.0の著者はトム・ラスさんですが、ストレングス・ファインダーそのものは、ドン・クリフトンさんが考案した「クリフトンストレングス・テスト(旧クリフトンストレングス・ファインダー)」です。
ドン・クリフトンさんが亡くなられたのちに、孫であるトム・ラスさんとギャラップ社が心理統計学に対する包括的なレビューを行い、テストを改訂し、
本書である『ストレングス・ファインダー2.0』が出版されました。
本の構成
※まず、巻末の表紙の裏に綴じ込みがあります。
書店で購入の際は必ずこの綴じ込みが開かれていないことをご確認ください。
この中に、自分の才能に気づくための診断をWEBサイト上で行う為のアクセスコードが記入されています。
このアクセスコードの使用は1度きりの為、すでに他人が使用した後では診断が出来ません。
これが先ほど申した、必ず新品で買って頂きたい理由です。
アクセスコードが使用されていないこと(綴じ込みが開かれていないこと)を確認されたのち、本書のトップページに入っていきます。
巻頭はストレングスファインダーについての経緯、内容、注意についての説明になります。
それほど多くない内容なので、ここはすんなり読むことが出来ます。
ここを読んだのち、WEBサイト上での診断に入ります。
診断
ストレングス・ファインダーのWEBサイトにアクセスしたら、アクセスコードを入力します。
その後、名前やメールアドレス、最終学歴や現在の仕事が好きかなど、様々な情報を登録し、診断に入ります。
時間はおよそ30分かかります(本書にも約30分と記載。自分の場合も30分程度かかりました。)ので、そのぶん時間に余裕を持って開始してください。
診断は5段階評価の中からの選択式ですが、出題から20秒経過すると自動的に次の質問に切り替わります。
これはあくまで直感で選んで頂く為の仕様です。
診断が終わると、合計34種に分類された素質の中から、自分が高い素質を持っているトップ5が表示されます。
※こちらは僕の診断結果です。
それぞれの素質について以下の内容が、本書の続きのページに各素質ごとに書かれています。
- 素質の内容
- 同じ素質を持った方の言葉
- 活かせる職業や強み
- この素質を持った方との接し方
WEBサイトにログインすれば、サイト上でも自分の素質やその内容について確認出来ます。
感想
このストレングス・ファインダーによって診断されるあなたの素質ですが、
これは診断を受けた方の傾向性であり、使い方によっては強みにもなり、反対に弱みにもなり得ます。
よって、本書によって知った自分の素質を目に見える形とし、普段の仕事や生活において意識して使うことにより、あなただけの強みとして活かしていく事を目的とされています。
本書は才能に目覚めさせてくれるのではなく、あくまで素質を教えてくれます。
その素質を強みとして活かすのは、あくまであなたです。
僕も自分自身が持っている5つの素質を読み、
「確かに言われてみればそうしている!」
と思う事が多々ありました。
しかしそれは読んだだけの段階では「よく鼻を触る」と言った日常のクセを指摘されたのと同じようなもので、
この5つの素質を強みに変えるかどうかは今後の僕次第だなと思っています。
ですが、一つ思うのは方向性が見えたということです。
職場や周囲の中で、自分が何で貢献でき何を与える事ができるのかわからずモヤモヤしていましたが、生かすことのできる強みを文章として明確に見る事ができた事で、世界が開けたように感じています。
同じように日々にモヤモヤしている方や自分の素質がわからない方は、ぜひ本書を手に取り、ストレングス・ファインダーを受けてみることをお勧めします。
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 〈ストレングス・ファインダー2.0〉 ストレングス・ファインダー2.0 [ トム・ラス ]
日本国内でストレングス・ファインダーを活用し、実際に可能性を解き放つ活動をされている
『ストレングス・ラボ』様のWEBサイトもありましたので、載せておきます。
ストレングス・ファインダーに関してはこちらに詳しく記載されておりますので、参考にしてください。
ストレングス・ラボ
少しでも気になった方は、購入されてみてください。それでは!