チェコログ

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夢を追うことの辛さと、その乗り越え方

こんにちはチェコログです。

読んできました「夢をかなえるゾウ3」
4まで読むと決めましたからね。
読んで課題を実行です。
今回読んだのは3作め。

『夢をかなえるには、相応の痛みがある』
というお話です。

今回登場するガネーシャはこれまでとは違っていました。
ガネーシャガネーシャでも、ブラックガネーシャ
黒いんです。そしてマッチョです。
これまでより厳しさがあります。
主人公は夢と恋に悩む女性。
前作から引き続き釈迦と元貧乏神の幸子さんが登場します。
今回は偽物のガネーシャも……。


『夢をかなえるゾウ3 ブラックガネーシャの教え』著:水野敬也

著者の水野敬也さんは1976年生まれの小説家。
『夢をかなえるゾウ3』は2014年に飛鳥新社より出版。
著書には他に『夢をかなえるゾウ4』や『顔ニモマケズ』や『仕事のストレスが笑いに変わる!サラリーマン大喜利』など多数。


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本当に欲しい物だけを持つ

部屋の中、スマホの中、パソコンの中、自分の身の回りには本当に欲しものは入っているのか?
“ちょっと欲しい”というもので埋まってはいないだろうか。
人が持てる物には限界がある。
本当に欲しい物を手にするためには、ちょっとだけ欲しいと思っているものを手放さなければならない。
部屋の広さが限られているように、自分が持てる物も、時間も限られている。
いらない物は捨てて、本当に欲しい物で埋めなければならない。


人生には2つのパターンがある

頑張る人生
頑張らない人生

何か新しいことに挑戦したら、どこかでしんどい時がやってくる。
多くの人はそこで辞めてしまう。
けれど、しんどいことを頑張ったら人は成長する。
成長すれば頑張ることが楽しくなる。
頑張った経験がなく、その楽しさを知らないままの人は少なくない。
自分には大きな可能性があるのに、しかも目の前にあるのに、それを知らないままなのは勿体ない。
けれど無理して頑張れとは言わない。
知らないまま楽に生きるのも、頑張って成長を楽しむのも、選ぶのはその人自身。


嫌なこと、苦手なことの中にプラスを見つける

誰にも苦手なことはあり、それに挑戦することを避けてしまう。
けれどその苦手なことの中に自分にとってプラスとなることを見つけて克服することで人は成長できる。
しんどい時は自分が欲しいものが手に入った時のことをリアルに想像してみることで、頑張る意欲が湧いてくる。


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目標を口に出す

自分が叶えたい夢は自分の中だけに抱えておくのではなく口に出して宣言すること。
そうすれば逃げることが出来なくなって思いもよらない力が湧いてくる。
また、口に出すことで自分の力になってくれる人が現れる。
だからこそ、どんどん人に目標や夢を話してみる。


自分の本音の欲求に従う

外から押し付けられたことは頑張ろうと思ってもやる気は出ないが、
本当に願っている欲求に従うと潜在能力を発揮することができる。
本音の欲求が見つからないならば、色々なことをやってみたり、会ったことのない人に会ってみることで、こうなりたい!と言う欲求が見つかる。
欲求が見つかったなら、後はそれに向かって3大法則を実行に移す。

上手くいっている人のやり方を調べる
いきなり自己流でやっても上手くいかない。
自分と同じものを目指している他の人も、自分と同じところで躓き、乗り越えている。
その人たちの方法を本やインターネットや様々な方法で調べる。

上手くいっている人のやり方を真似る
「自分にはそのやり方は合っていない」「そんなやり方でうまくいくはずがない」と勝手に判断するのではなく、一度自分のやり方を捨てて、優れた人の真似から始めてみる。

空いた時間全てを使う
少しでも空き時間があればその時間を活用する。
空き時間すら全て使うのは大変だけど、慣れたらそうしないと落ち着かないようになる。
そうなれば自動的に成長していく。


気まずいお願いを口に出す

自分の夢や欲求は時には人と衝突することがある。
そこで衝突を避ければ夢は遠のいてしまう。
自分の望みを上手く相手に伝えて協力をしてもらえるようにする。
自分の本当の気持ちを犠牲にしないこと。


今まで避けてきたことをやってみる

嫌いや苦手で避けてきたことは、実は自分はやった方がいい、出来た方がいいと思っていること。
そう言ったことに挑戦することで教養が広がる。
自分の好き嫌いや得手不得手に関わらず、自分にとって役に立ちそうなものは色々とやってみる。


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お客様目線で自分の仕事に感動を見つける

仕事とは人を喜ばせるもの。
会社の名前や給料で仕事を選ぶのは自分のためであり、お客様よりも自分を優先させてしまう。
結果人を喜ばせることがあまり出来ず、自分のお金も増やすことができない。
今好きでない仕事や商品でも、詳しく見ていったら好きになれる部分があるかも知れない。
そうでなければ自分はその商品を売るべきではない。
お客様目線で自分が感動することを見つけ、その感動を人に伝えていく。


自分の考えを疑ってみる

自分が頑張って作ったものは自分では完璧に見えてしまうが、人によったらそうでないこともある。
もし直すべき点があったとしても修正には労力が必要な為、人は自分を疑うことを避けてしまう。
けれど本当にいいものを作り出すには一度自分の考えを疑い、人に意見を求めたり、時には自分が不要だと思ったアイデアを見返すことでその中にヒントがあったりする。


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自分にとって勇気が必要なことに挑戦する

不安なことを避ける為に一見筋が通ったような言い訳をして逃げることを正当化していると、不安なことから逃げることが癖になってしまい、成功するために絶対に必要なことも言い訳をして避けてしまう。
しかし不安で避けてしまうことに小さな勇気であえて挑戦してみる。
そうすれば色々なことが経験でき、何が正しくて何が間違っているかを身をもって体験することができ、本当に正しいことを見つけることができる。


優れた人から直接教えてもらう

自分より優れた人に教えてもらうのは迷惑だと思ってしまったり恥ずかしさから気後れして避けてしまうが、
自分から聞くことで一方的に教わるよりも集中して興味深く聞くことができ、
そして自分が成長するのに最も効率的な方法になる。
小さな勇気が自分の成長の為に大きな結果をもたらしてくれる。


余裕がないときはユーモアを言う

どんなことでも上手くいかない時はある。
そんなときこそユーモアを言う。
いつでも心に余裕があることは大事なこと。
ユーモアを言うことで心に余裕ができたり、場を和ませることができる。
なんでも楽しく考えることで時には新しいアイデアが出ることもある。


苦しみを楽しみに変える

夢をかなえるには辛いこと、苦しいことを乗り越えなければならない。
生物には「苦しみから逃げて楽しみに向かう」という本能があるが、それを続けていれば苦しい努力から逃げる癖がついてしまう。
その苦しさを乗り越える為に、
苦しさを乗り越えた先にあるものを紙に書き出す。
出来るだけ具体的に、自分がそれを手にしていくストーリーを思い描きながら。
そして手に入れたい物を目に見える形にして置いておき、
自分で苦しみを乗り越える方法を編み出していく。
優れたヒトの真似から始めていたことを今度はアレンジして自分独自の方法を編み出していく。
目の前の楽しさよりも、苦しみを乗り越えた先にあるもっと楽しいことを想像する。


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失敗は存在しない

誰も夢を思い描いた時には「思い込み」から始まっている。
自分は上手くいくはず…と。
しかし夢に進んでいくにつれて現実の壁にぶつかってしまう。
そこで失敗を繰り返し、自分の夢は叶わないのではないかと思ってしまうが、
その失敗は夢を実現する為に何が必要なのかを身をもって知っているということ。
失敗はしんどい事だが、そうやって上手くいかない方法を学んだ事で、いずれ本当に上手くいく方法に出会うことができる。


生きる喜びは苦しみの向こう側にある。

努力を避けて夢を叶えようとしていたら味わうことのできない達成感がそこにはあり、
頑張った人にのみ見える喜びや景色がある。
山の登り方は一つではなく、方法は何通りもある。
それは登る前に見えていた道だけではなく、登り出してから見つかるかも知れない。
登りきった頂上でしか見られない景色を見ることができるのは、苦しみを乗り越えて頑張った人のみ。


ブラックガネーシャはこれまでよりハードな方法を色々教えてくれました。
けれど夢をかなえる為には避けては通れぬこと。
その苦しみを頑張るか頑張らないかを決めるのは僕たち自身です。